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三連単の点数を劇的に削減!超効率的馬券術

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競馬を愛する全国の皆さん、こんにちは。

普段は一般企業に勤めていて、週末は中央競馬を楽しんでいるヨシオ (@keiba_yoshio) です。

今回は「三連単の点数を劇的に削減!超効率的馬券術」というテーマで、昨年2023年に回収率プラスを達成した私が、三連単の点数を削減するためのおすすめの買い方を皆様にお伝えいたします。

目次

概要

まず、今回の記事を作成しようと思ったきっかけは2つあります。

1つ目は、競馬王編集部さんが書かれた『競馬は人気馬2頭+人気薄1頭の組み合わせでだいたい決まる』という本を読んで新たな気づきがあったことです。

2つ目は、私のYouTubeの動画にこんなコメントをいただいたことです。

ちなみに、コメントにある「最強の三連単術」とは、私が実践している三連単の買い方です。下記の記事で紹介しているので、よろしければご覧ください。

三連単は買い目が増えやすいため、この方と同じようにどうやって点数を減らすか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

今回は、その最強の3連単術から、さらに買い目を絞る方法についてオススメの方法を、書籍の内容も交えながら皆様にご紹介したいと思います。

1番発生しやすい組み合わせは何か?


まずはじめに競馬のオッズの仕組みについて説明します。

競馬のオッズは、パリミュチュエル方式というシステムで決定されています。

これは、胴元の裁量でオッズが決まるブックメーカー方式ではなく、購入者の支持によってオッズが作られる方式です。

このスライドのレースは実際には存在しませんが、わかりやすい例として、三頭だけのレースを考えてみます。

馬券を買う人が10人いて、それぞれ100円ずつ賭けて一着を予想することとします。

ここで、6人がAの馬に、3人がBに、1人がCに賭けたとします。これにより、合計で1000円が集まりました。

わかりやすく単勝で考えると、控除率は20%ですので、1000円のうち200円は競馬場の取り分となります。したがって、残りの800円を的中者で分け合う計算になります。

このように購入者の支持でオッズが作られる方式を採用しているJRAのオッズというのは、全ての競馬ファンが導き出した回答、つまり競馬人の集合知です。

それではここで2020年から2024年8月末までの1番人気馬の年別勝率データを紹介します。

オッズが競馬ファン全体の集合知であるとするならば、1番人気馬というのは、多くの競馬ファンが様々な指数やデータ、経験を用いて「最も勝つ確率が高い」と導いた結果と言えます。

その1番人気馬の勝率は、2020年から2024年8月までの間、毎年30%以上を記録しており、これは恐らく、世間で提供されているどの能力指数よりも高い勝率と言えるのではないでしょうか。

さらに、2020年から2022年までの3年間は、毎年1%程度の伸びを示し、優れた勝率を記録しました。

2023年は前年と比べてやや落ち込みましたが、今年は再び例年の水準を上回る勝率を達成しています。

このように、近年はAI技術の発展もあり、予想の精度が向上していると言えそうです。

以上のことから、私たち競馬ファンは、実は国内で最も優れたデータを無料で提供されていることになります。

このような良いデータを、ただ眺めているだけではもったいないので、有効に使うべきです。

それでは、このようなオッズをどのように活用するかについて説明していきたいと思います。

先ほどご紹介したように、1番人気の馬の勝率が高いことからもわかるように、最近の競馬ファンの予想スキルが向上し、昔と比べて超高額配当が取りにくくなっているのは事実だと思います。

では、上位人気馬がしっかり結果を出し続けて、配当がガチガチのレースばかりかと言われれば、そうでもないことは、皆さんも薄々感じているのではないでしょうか。

こちらの表は、2020年から2024年8月末までのレースにおける、馬券圏内に入った3頭の組み合わせ発生確率を示したものです。
この表をご覧いただくとわかるように、

人気馬3頭の組み合わせで決着する確率は9.0%と、それほど多くはありません。
一方で、

人気薄の3頭で決まることもわずか6.9%しかありません。

それでは、馬券圏内に入った3頭の組み合わせの中で、どの組み合わせが最も発生確率が高いかと言いますと…

人気馬2頭+人気薄1頭の組み合わせが46.8%と最も高く、2.14回に1回の割合で発生しています。

この表からもわかるように、予想精度が上がっているとはいえ、まだつけ入る隙があり、

美味しい馬券を獲るチャンスが十分に残されていることがわかります。


念のため、人気馬2頭+人気薄1頭の組み合わせパターンを表にまとめました。


上から「人気馬、人気馬、人気薄」、「人気馬、人気薄、人気馬」、「人気薄、人気馬、人気馬」のいずれかで決着するということです。


ここまでを超簡単にまとめると、

競馬は「人気馬2頭+人気薄1頭」の組み合わせで、約2回に1回決まります。

人気と着順の関係性

まず、ここから解説する際の「人気馬」と「人気薄」の定義ですが、

1~4番人気を「人気馬」、5~18番人気を「人気薄」として進めます。

理由は、2020年から2024年8月までの平均オッズでは、4番人気までが一桁台となり、複勝率も4番人気が33.6%、5番人気が26.7%と差が生じているため、ここを閾値(いきち)とします。

この表は、2020年から2024年8月までの各人気の成績を、一着率、二着率、三着率で表したものです。

注意点として、二着率と連対率、三着率と複勝率は異なる意味を持ちます。

連対率には1着と2着の馬が含まれ、複勝率には1着、2着、3着の馬が含まれますが、ここで見ていくのは、各人気馬が1着、2着、3着のどの着順が一番多いかという点です。

これにより、買い方のイメージがより掴みやすくなると思います。

人気馬ゾーン


まずは、人気馬ゾーンから見ていきましょう。


まず、1番人気の馬ですが、一着率が最も高く33.2%、次に二着率が18.9%、最後に三着率が12.4%という順番になっています。
つまり、1番人気は三着よりも二着、そして二着よりも一着になる確率が高いということです。


次に、2番人気の馬ですが、一着率は19.7%、二着率は18.2%、最後に三着率が14.4%という順番になっています。

2番人気も1番人気と同様、三着よりも二着、二着よりも一着になりやすいことがわかります。

ちなみに、3着率は1番人気よりも2番人気の方が高いこともわかります。

そして、3番人気ですが、ここから様相が異なります。一着率は13.2%で、二着率は14.9%と、

二着率が一着率を上回っています。三着率も13.7%で、こちらも一着率よりわずかに高いです。

つまり、3番人気は一着よりも三着、そして三着よりも二着になることが多いということです。


そして、4番人気になると、一着率9.5%に対して、二着率は11.7%、さらに三着率は12.5%と、三着率が二着率を上回っています。
つまり、一着よりも二着、二着よりも三着になる確率の方が高いことを示しています。


人気馬ゾーン全体では、一着率が18.9%、二着率が15.9%、三着率が13.3%という結果になっており、1・2番人気の引き上げもあって、人気馬全体で見ると三着よりも二着、二着よりも一着になる確率が高いことがわかります。

人気薄ゾーン


次に、人気薄ゾーンを見ていきましょう。


人気薄ゾーン最上位の5番人気ですが、一着率が7.1%、二着率が9.2%、三着率が10.4%という結果になっており、
4番人気と同様、三着よりも二着、二着よりも一着になりやすい傾向が出ています。


最後に、5番人気以下ですが、すべて、一着率よりも二着率、二着率よりも三着率の方が高く、5~18番人気の人気薄ゾーン全体で見ると、一着率が2.5%、二着率が3.6%、三着率が4.7%となっています。

つまり、基本的に人気薄が上位に来る可能性は極めて低く、勝つ確率で見ると約40回に1回程度というのが全体の傾向です。

もちろん、2桁人気など下位の馬が数値を引き下げているため、実際には人気薄ゾーンの一着率はそこまで低くありません。

しかし、人気薄を狙うということは、確率の低い戦いであることを理解しておくべきです。

本書の知識を実践に活かす方法(点数の絞り方)


それでは、今までの内容を踏まえ、最後の章では、本書の知識を実践に活かす方法(点数の絞り方)について解説していきます。

本書と私の結論は異なるため、まず書籍で推奨されている方法をご紹介します。

競馬で利益を上げるためには、ある程度人気薄の馬を狙うことが重要です。

しかし、前述の通り、人気薄の馬は1着よりも2着、2着よりも3着になる確率が高く、さらに言えば、3着よりも着外になる確率が最も高いです。

したがって、馬券で利益を得ようとするならば、外れることをある程度許容しなければなりません。

とはいえ、外れを許容しても、的中率を無視することもできません。

つまり、外れる可能性を受け入れつつ、一定の的中率を保ちながら、人気薄の馬を狙うためには、「人気馬2頭+人気薄1頭」の組み合わせを狙うことが合理的です。

さらに本書では、攻守のバランスが取れた三連複を使用して勝負することも推奨されています。

より詳しい根拠や具体的な事例についてご興味のある方は、本書のリンクを貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください!

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ここからは私の結論になりますが、私のオススメは・・


本書の内容は、三連単の買い目を絞る際に有効であると考えています。

それでは、その実践方法について具体的に解説していきます。

まずご覧いただきたいのが「小倉2歳S」のレース結果です。

このレースは「人気馬2頭+人気薄1頭」で決まったレースで、手前味噌ではありますが、私はこのレースで3連単フォーメーションを使い、385.3倍の配当をダブル的中させました。

1点100円で56点、5,600円分購入した馬券が、77,060円の払い戻しになりました。

私の本命は8番エイシンワンド、対抗は10番アーリントンロウ、単穴は1番クラスペディアでした。

結果として、1着は本命の8番エイシンワンド、2着は単穴の1番クラスペディア、3着は対抗の10番アーリントンロウとなり、本命・対抗・単穴がすべて馬券圏内に入りました。

詳しく見ていくと、本命を1列目、対抗と単穴を2列目、連下を3列目に配置した3連単フォーメーションと、本命を1列目、連下を2列目、対抗と単穴を3列目に配置した3連単フォーメーションの2通りが的中しました。

的中したこと自体は嬉しいのですが、本書を読むことで、もっと効率的に馬券を組み立て、買い目を削減しつつ、同じ的中を狙える方法があると感じました。

ちなみに、この3連単フォーメーションを4つ一組で購入する方法は、本命馬を3着に配置する組み合わせを除くため、マルチで購入するよりも買い目を絞ることができるといった、さまざまなメリットがあります。

過去の記事「最強の3連単術」で紹介していますので、良かったら見てみてください。


私の三連単の買い目を絞る際の前提条件も、

「人気馬2頭+人気薄1頭」の組み合わせが合理的であると考え、この組み合わせに狙いを定めることとします。

その前提で、先ほどの「小倉2歳S」のレース結果に戻りましょう。

まず、3連単フォーメーションにおける本命と対抗の組み合わせを確認します。

本命と対抗がともに人気馬であるため、連下は人気薄ゾーンの馬だけを買えばよいという結論に至ります。


そのため、人気馬ゾーンに入る4番レイピアと、13番エンドレスサマーを消すことができます。


その結果、本命・対抗・連下の3連単フォーメーションは合計20点の購入で済みます。

次に、3連単フォーメーションにおける本命と単穴の組み合わせを確認します。

本命が人気馬、単穴が人気薄であるため、連下は人気馬ゾーンの馬のみを購入すればよいという結論に至ります。


そのため、人気薄ゾーンに入る11番ジャスパーディビネ、9番タマモティーカップ、6番ベルビースタローン、3番アブキールベイを消すことができます。


その結果、本命・単穴・連下の3連単フォーメーションは、合計12点の購入で済みます。


ここで2つのフォーメーションをまとめます。

本命・対抗・連下の3連単フォーメーションは20点、本命・単穴・連下の3連単フォーメーションは12点となり、合計で32点になります。


つまり、最初にあった56点の買い目が32点になるため、24点削減することができました。

さらに買い目を絞るには

以前の章で紹介した通り、基本的に人気薄が上位に来る可能性は極めて低く、勝つ確率は全体の傾向として約40回に1回程度です。

したがって、思い切って人気薄ゾーンを頭に置いたフォーメーションは削除してしまいます。


すると、本命・対抗・連下の3連単フォーメーションのうち、4列目と本命・単穴・連下のフォーメーションのうち7列目と8列目を削除することができました。

ちなみに、8列目の対抗が頭の馬券は3列目で購入しているため、削除してしまいます。


すると、最初にあった56点の買い目が一気に21点となり、


最初にあった56点の買い目から35点も削減することができました。


もちろん、点数を減らしても的中した買い目は保持できています。

結論

それでは結論です。

一点目が、競馬で利益を上げるためには、外れるリスクを許容しつつ一定の的中率を保つことが重要です。

そのため、発生確率が最も高い「人気馬2頭+人気薄1頭」の組み合わせを狙うのが合理的です。

二点目が、「人気馬2頭+人気薄1頭」の組み合わせに狙いを定めることで、3連単フォーメーションの買い目を削減し、効率を高めることができます。

今回の記事は以上です。あなたの競馬ライフをより充実させるための一助となれば幸いです。

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